「バリュエーションに応じて株式の割合を25~75%で調節するべき」-ベン・グレアム-
株価はランダムウォーク
2019年現在のダウ平均株価は約26000ドルですが、
急に5万ドルになったり、逆に1万ドルを切る可能性もゼロではありません。
※長期的に見れば、株価は価値に収斂していきますが、株価は価値の周りで大きく揺れます。
そうなった時、あなたはどうするか事前に決めていますか?
もし投資先がダウ平均しかないとしたら
ピッフィーは、10年後のダウの価値は約4万ドル強と計算している為、バフェット太郎の予想「10万ドル」は適正値の約2.5倍もの値段になります。
ピッフィーであれば、保有株式を(NISAなどの非課税枠を優先して)売却し、
資産に占める株式の割合を30%ほどに下げ、米国債60%&金10%の構成にする
と思います。(その時の債券利回り、金価格によりますが)
※グレアムの時代に比べて債券の利回りが低く、魅力が薄いですが、さすがに2.5倍の値段ならこれが妥当だと思います。
割高なのに、なぜ資産の30%を株式で保有するかと言うと、
- 2029年=10万ドル
- 2030年=10.5万ド
- 2031年=11万ドル
といったように、割高なバリュエーションを維持したまま少しずつ株価があがってしまう可能性もあるからです。
ダウ平均は、過去240年、複利10%で(30年で20倍ほどに)資産を増やしてきた実績があり、もし株を全て手放した場合は買うタイミングを逃してしまうことになります。
割高なバリュエーションを維持したまま株価が上昇した場合でも、株の恩恵にあずかれるように、資産のうち30%を株式で保有しておく訳です。
まとめ
米国市場は他の市場に比べるとバブル相場になりにくいものの、20年前のITバブル、数年前のバリアント株やシードリル株のように、再びバブルは起こり得ます。
そうなった時どうするか。あらかじめ決めておいた投資家は強いです。
ペコリ☆
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
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