バイバック銘柄=自社株買いをする企業
バイバック銘柄とは?
バフェット太郎さんが分かりやすくまとめて下さっています↓
バフェット太郎です。
バフェット太郎:バイバック株への投資は連続増配株よりも報われるか
バフェット太郎の投資戦略は連続増配高配当株に投資し、配当を再投資し続けるというものなのですが、これよりもずっと良い投資法のひとつに「バイバック株への長期投資」が挙げられます。
バイバック株とは、株主還元のひとつである「自社株買い」を積極的に実施する銘柄のことを指します。企業は市場に出回っている自社の株を買い取ることで、既存の株主が保有する一株当たりの価値を高めてあげることができるのです。
また、配当が課税される一方、自社株買いは課税されませんから、配当株への投資よりもバイバック株への投資の方が税制上有利であり、リターンが高くなる傾向があります。
配当の税金について具体的に説明すると、配当は現地課税10%と国内課税20%が課税されるため、配当はおよそ7割程度しか受け取れないのです。(※厳密に言えば、配当が100ドルの場合、現地課税10%を差し引いた90ドルに対して国内課税20%が適用されるので、72ドル受け取ることができます。また、現地課税分はあなたの所得に応じて最大10%分戻ってくるので、国内課税分だけで済む場合もあります。)
一方でバイバック株は課税されないので、投資家は無駄な税金を払う必要がなく、自社の株の価値を高めてリターンの最大化を目指すことができるわけです。
バフェット太郎さんの説明、分かりやすいです(^^)
バイバック銘柄には賛否両論ある
なるほど、確かにバイバック株への投資は税制上有利であることから高いリターンが期待できますし、実際、配当再投資戦略よりも高いリターンを上げてきた実績があります。
バフェット太郎:バイバック株への投資は連続増配株よりも報われるか
とはいえ、永遠に自社株買いを続けてくれる銘柄を予め知る術がないことを考えれば、それに投資することは机上の空論です。また、仮に永続的に自社株買いを続けてくれる銘柄に投資できたとしても、あなたがそれを保有し続けられる保障もありません。なぜなら、バイバック株のボラティリティは非常に大きく、狼狽売りのリスクも大きいからです。
たとえば、代表的なバイバック株のひとつに航空機世界最大手のボーイング(BA)が挙げられます。ボーイングの長期チャートを眺めると、長期投資家に莫大なリターンを提供したことがわかりますが、その間幾度も大暴落があったことを考えると、ボーイング株を保有し続けることは非常に難しかったことがわかります。
バイバック銘柄への投資は卓上の空論ではない
バイバック銘柄への投資は、「卓上の空論」だって!
でも、そもそも自社株買いを続ける必要はないよ
そうなの!?
自社株買いは、株価が割安な時には配当金以上に効果があるけど、株価が割高な時に自社株買いをすると逆に損をするでしょ。
だから、例えば企業に1ドル入った時、
その1ドルが2ドル、3ドルと増えるような投資が出来るかか大事。
自社株買いでも、自社以外の株でも、新規事業でも、どれに投資してもOKで、最もリターンが高い資産へ投資しているかが大事だよ!
例えば、バフェットも孫正義も、今あるお金を一番魅力的な投資先に投資しています。
- その時に自社株が一番安ければ自社株を買う。
- 自社より他社の方が魅力的な値段であれば、他社を買う。
こういう投資をしています。
配当金として受け取ったお金で、
素人が「同じ会社へ再投資する」、「別の会社に投資する」を選ぶより、
配当金として会社から出さず、非課税で!!
一代で兆の資産を築き上げたような天才に、次の投資先を決めて貰う方が合理的でしょう☆
バイバック銘柄はボラティリティが低い
実は、バイバック銘柄は値動き(ボラ)が小さいです。
ボーイング(BA)やアメリカンエクスプレス(AXP)の株価が大きく変動しているのは、
バイバック銘柄だからではなく、保有している事業業績が不安定だからです。
もしこの2社が配当を出していたら、もっとボラが大きくなっていたと思います。
例えば1株10000円、1年に1回300円配当、の株があったとしましょう。
10000円→3000円に暴落した場合、
- 配当として出せば、株価は2700円に更に下がる。
- 自社株買いをすれば、それだけ株価が上がる。
この為、バイバック銘柄は比較的、小さい値動きになります♪
まとめ
短期的な株価の変動を嫌うなら、むしろ無配株・低配当株に投資しよう!
ペコリ☆
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
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