【東条雅彦さんの言葉】ITはブームではない
「ITはブームではない」
私が尊敬する東条雅彦さんが言い残した言葉です。
この非常に的を得た言葉を残しつつ、
実際に東条さんが購入されていたのはその後に低迷するIT企業、
IBM株とJD株でした。
しかし、東条雅彦さんがいなければ、
このIT革命の真の威力に気づくことができず、
もしIT革命に気づいたとしても、
- 「インデックス投資が最上。」
- 「IT革命は凄いけど、投資のリターンとは別。」
と勘違いし続けていた可能性もありました。
その為、東条雅彦さんには
本当に感謝してもしきれません。
IBM株が低迷した最大の理由
ここ7年ほどIBM株が低迷した根本的な問題は、IT企業でありながら、決してインターネットに強い会社ではなかったということだと思います。
インターネットの登場によって、IBM旧来のビジネスは、クラウドという新たなビジネスに取って変わられ、
IBMの顧客は、インターネットの企業であるAmazonのAWS等に奪われることになりました。
ITは、概ね↓の順に発展していきています。
- コンピュータ(データ保存・計算の再定義<IBMの強い部分>)
- →インターネット(物流・広告の再定義)
- →AI(全産業の再定義)
IBM株はAIで復活する可能性もあるが。。
とはいえ、
第一次IT革命インターネットの影響力<<<第二次IT革命AIの影響力であり、
20年後には、当初からAIに力を入れていたIBMはAI時代には良いかもしれません。
ただ、
- 1997年にチェスのチャンピオンを打ち負かしたIBMディープブルーにしろ、
- 2011年にジョパディ!でクイズ王を打ち負かしたワトソンにしろ、
IBMの人工知能は、全ての選択肢を一つひとつ検討する方法を採用しており、
単純に大量暗記して、そのデータと照らし合わせているだけに見えました。
日本のメガバンクにもIBMワトソンが採用されたものの、その評判の悪いこと。
何と言っても、照らし合わせているだけで、考えているような代物ではなさそうなのです。
チェスもクイズも考えずに大量暗記するだけで勝てるゲームだからこそ、勝ったようなものではないかと思いました。
Googleの人工知能は重要なことに重点を置く=思考型
googleが保有する囲碁で有名になった「alphaGo」。
重要な点に重点を置いて思考するAI。
こちらの方が仕組み上優秀である為、選択肢が膨大な囲碁でも人間を圧倒しました。
IBMワトソンでは、まだ人間に勝てないのではないかと思います。
「アルファ碁と碁を打つのは苦しかった。アルファ碁と碁を打つ時、勝てるという希望を全く持つことができなかった」(柯潔)
technote
IBMは人工知能と量子コンピュータで復活するかも
IBMの決算はどんどん悪化していますが、それはソフトバンクのAI企業も同じです。
UBERやDiDi、Weworkなど、将来への投資でどんどん赤字を拡大させて行っています。
従って、重要なことは決算ではなく、最終的に利益が出るかどうかということです。
- 世界初の商用量子コンピュータ
- IBMブロックチェーン世界評価1位
- 特許数世界一(AI関連が多いらしい)
このあたりは、後々大きな花を咲かせる可能性がありそうです。
実社会でAIが活躍し始めている!
囲碁やチェスでAIが勝ったと聞いても、その本当の真価は分かっているようで分かっていませんでした。
特にAIワトソンは、思考というより、
「データと照らし合わせる仕組み」
としか感じていませんでした。
一方、
ソフトバンクの保有するAIは、
チェスや囲碁ではなく、既に実社会で既存産業に食い込んでいます。
AI企業群は月利10%、1年ごとに倍。
このようにとんでもない成長率を達成しています。
赤字とはいえ、自動化によって最終的には黒字になることが見込まれるが故に拡大しているように思います。
東条さんのお陰でAIの優位性をすぐに理解出来た。
3年半前には今の株価の4割だったソフトバンクG株。
ソフトバンクG株への投資は遅れてしまいましたが、
東条さんのIT・AIの話を沢山聞いていたからこそ
孫正義の話を聞いて瞬時にその優位を理解できました。
具体的な数字を出さないIBMは不安だけど、
具体的な数字を出してくれるソフトバンクなら安心して投資出来る。
分からないものに投資する必要はない。
今、ソフトバンクと出会えて、ピッフィーは投資を初めた直後から東条雅彦さんと共に投資を歩めて本当に良かったなと思いました。
ペコリ☆
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
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