10年後のダウ平均は4万ドル程の価値であり、もし10万ドルになれば適正値の2.5倍の株価です。
その状況では、
- バークシャーが保有している株式の価値
- バークシャー自体の株価
の両方が適正値の2.5倍へ向かうことが予想されます。
自社株買いならぬ、自社株売りをするのでは?
「バークシャーは1株あたりの資産を最大化すること」が一番の目的の企業です。
もし10年後にバークシャーが適正値よりも2.5倍も割高になれば、
現在のBRKBの価値270ドル×2.6倍(年利複利10年分)×2.5倍
=1755ドル
になっているでしょう。
これほど割高であれば、
きっと、増資≒自社株売り
※その時の株価で新たな株を発行して、第三者に買い取って貰うこと
をするだろうと思います。
これにより、分かりやすく例えると、
本来100円のものが250円で売れる
みたいな状況になります。
保有株を売るより優先的に自社株を売る理由は、バークシャーが保有している株式を売却すれば含み益に対して約20%の税金を支払わなくてはなりませんが、
増資をすれば、税金を払うことなく、実質的には非常に割高な自社株を売って現金化することができ、PF内の現金比率を高めることになります。
結果、バークシャー自体の株価が維持されたまま、バークシャーの価値が上昇し続け、割高さが解消されていくことになると思います。
バークシャー内の資産を調整して貰える
普段、バークシャーは現金を保有していますが、リーマンショックの株価が激安になった時期には、底値が来る前に、投資できる資産全てを株にしていました。
バークシャー以外へ投資している場合は、現金比率を自分で調節するする必要がありますが、
バークシャーの株主は、現金比率を自分で調節しなくても、心地良いリターン・リスクバランスを得られます。
まとめ
買ったら何もせずのんびりしているだけで、あくせく取引をしている、世の中のほとんどの投資家に勝てちゃいます(笑)

バークシャーにはこんな隠れたメリットもあったのか!
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
※実際に増資するかは分かりませんし、BRK株を売ることが良い選択になる可能性もあります。
※増資について認識が間違っている可能性があります。
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