「なぜ、ただの不動産会社WEにSBGが投資するんだ」っていう声が多いです。
WEは、不動産企業を使ったAIの企業だ。
ピッフィーも、「最初はなぜこんな会社に?」と思いましたが、やっと分かってきたので、
SBGがWEへ出資した理由を探っていきます。
We workは不動産の外見をした、AIソフトウェアの企業
1980年頃、私が「ハードよりソフトの方が遥かに重要だ」と言っても、周りの日本人は、私のことをバカにした。結果、現在、「日本はものつくり大国だ」と言って、ハードにばかり注力した日本企業は、ソフトに注力した米中の企業に淘汰された。
アップルの強みは、単なるハードウェアの企業ではなく、ソフトであるiosを持っていたこと!
いわゆる“大家さん”は場所をお金に変えるだけだが、僕たちは違う。WeWorkはいわば、iPhoneをつくっているんです。
〜省略〜
彼らは世界各地のWeWorkオフィスを、「働く」にまつわる膨大なメタデータを吸い上げるデバイスにしようとしている。利用者ごとにカスタマイズされたワークスペースから得られる情報は、常にWeWorkの管制塔に送られ続け、凄まじい量のデータが蓄積されていく。
Forbes Japan:孫正義ウィーワークへ即決40億ドルの舞台裏
現在WeWorkの取締役でもあるソフトバンクのロン・フィッシャー副会長曰く、「この技術的な飛躍こそが、投資に至った最大の理由」だったという。数百のスペース、数百万の会員に汎用させることができるからだ。「膨大な数の財務モデリングを行いました。どのように成長できるか、どんな利益を見込めるか、どれくらいキャッシュフローを生み出せるか、と」。
ニューマンは、テクノロジーによる最適化そのものが「WeOS」のような製品になると考えている。そうなれば、コワーキングに関心のない企業にとっても、WeWorkはなくてはならない存在となる。
「なるほど!」とは思いますが、
競合もいる中、大赤字。。
これで「時価総額数兆円」が正当化できるかといえば、
多くの人には難しいんじゃないかなと思います。
アダムニューマンCEO「リアル版フェイスブックにする」
アダムニューマンCEOは、「リアル版のフェイスブックのような企業にする」
と言っていました。
リアルの世界に適用される、アップルiOSとフェイスブックを合わせたもの
と考えたら、
初期投資で大きな赤字を出してでも、一番乗りした企業が強いのかなと思います。
インターネットの世界では、シェアこそ全て。
確かに、競合が沢山出てきそうにも思いますが、
実際、最初にフェイスブックが圧倒的なシェアを取った後、
mixiやらmyspaceやらいろいろ出てきましたが、
10年以上経った今でもフェイスブックがSNSの王者です!
iOSも、似たようなものが出てこないね☆
まとめ
We workへの投資は、正直、自分では集中投資できる案件ではないですが、
SBGの投資家としては、
- 孫正義さんはこれまでの投資は大半を成功させてきたこと。
- We workが万が一倒産してもSVFはまだまだいける。
- SVFが万が一倒産しても、アリババさえ年率10%程度を出せれば、SBGは長期でインデックスを大幅にアウトパフォーム出来る。
ってことを考えたら、
安全はしっかり確保しつつ、インデックスをアウトパフォームできると思います☆
ちゃおっ♪
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
コメント
ソフトバンクグループの時価総額の何倍もの保有資産の含み益があるのなら、
会社を解散して、株価の何倍かのお金を株主に配るのが一番の株主還元ではないのかな?
これから爆上げしそうな株を保有しているのに、解散されたら困ります笑
解散されたら、2倍強にしかならない。解散しなければ、ず〜〜〜っとVTIを大幅にアウトパフォームし続ける。
個人的な計算ですけどね(*^^*)
私も色々調べてみてSVFがメインになるというのがなんとなくわかってきました
AIのような分野だと優秀なエンジニアをいかに確保するかでほぼ決まり、実際に人材の争奪戦が起きています
また、腕一本でのし上がる人もどんどんでてきています
郡戦略であれば優秀なエンジニアの確保はユニコーン企業に外注しつつ、投資から手を引くことで解雇が容易に出来るという立ち位置なのかなと思います
資金力と人を見る目があるからこそ出来ることではありますが
でしょうね(*^^*)