
21世紀は、大きいことではなく、善であることが強みになります。
中国の全体主義。
2008年北京オリンピックの女の子が中国のやり方をよく表している。
この写真、覚えていますか?
2008年北京オリンピック時の歌を唄う女の子です。
- 顔は、中国で一番可愛い顔。
- 声は、中国で一番が歌が上手い別の子。
当然、世界中から猛烈な批判を受けました。
ちなみに、その場にいた全員が共産党を批判していた時に、
「これくらい良いんじゃないか。これを平然と出来る中国共産党すごい。」と言って、
私も批判されたんですけどね笑
でも、「日本より米国の方が合理的で、効率的で良いよね。」
というのが比較にならないレベルで、
中国は史上最も合理的に物事を進める全体主義(個々より全体を優先)の国であることを

この一枚の写真がよく表していると思います。
コロナを早期に封じ込めた中国の裏側。
今年の2月、コロナが発生した武漢では、
「コロナに罹って助かる見込みのない老人をさっと焼却する様なこともあった。」

という話も孫向文さんから聞きました。
※噂であり事実でないかもしれません。
その人たちにとっては残忍でたまらないでしょうが、
結果として世界で最も死者を少なく抑えることに成功しており、
こうした共産党が強制的に舵を切り全体を優先する思想が、世界最強の国家を形成していくと思います。
中国経済は量から質へ。
2021年の中国経済指針として
「無秩序な資本拡大を抑制する」
ということが挙げられました。
これまで、中国が世界の中でアメリカに勝つ程のに経済力をつける為、
質<量
質よりも、経済規模の拡大を優先してきました。
2020年になり、中国発のコロナの影響で、世界の主要国の中では中国だけがコロナを早期に封じ込め、
2030年位までには、中国が米国の経済規模を超えることが殆ど確定的になってきました。
もうアメリカに経済規模で勝つことは見えてきたので、
質>量
の経済へと移行しようとしているのだろうと思います。

嬉しくないニュースだと思いますけど、最近流行りのサクソバンク証券も、中国ジーリーモーターズ社の証券会社。気づかない内に、世界中に中国網が張り巡らされています。

中国は信用できないから買わないと言いながら、中国の証券会社で米国株だけを運用してる人多いよね。
中国の社会主義資本主義は、米国型資本主義より強いと思う。
アリババは、「アリババで売るなら、他では売ることが出来ないよ。」
と出品者に契約させてきました。
その結果、これまで多くの出品者は最も大きいECプラットフォームのアリババで売る他ありませんでした。
※JDは、自ら仕入れて売るのがメイン。
アリババよりJD・PDDの方がずっと質が良い(と個人的には思います。)
にも関わらず、
アリババが圧倒的な品揃えを持ち、中国ECプラットフォームを独占してきました。
これで中国の経済規模は大きくなりましたが、これは本当は好ましい発展ではないのは明らかでしょう。
アリババECは、質が一番ではないのに、シェアは一番という状況ですからね。
本当なら、質が一番のところが一番のシェアを持つというのが好ましい社会のはずです。
全体主義の思想を持ち、世界一の経済規模になることがほぼ確定的になった中国にとって、次に必要なのは質。
オリンピックで、一番の顔、一番の声、を平然とやってのける中国共産党。
個々の成功より全体を優先する共産党なので、「アリババの二者択一方式」が禁止され、
恐らく
- JD.com、
- PDD、
- その他の若い良質な企業
といった質の高い企業が中国ECの覇権を取るように共産党は持っていくと思います。
- とはいえ、中国のECシェア自体が猛烈な勢いで拡大を続けるでしょうし、
- アリババが無くなれば、競争が減り、今度はJDが堕落しかねないですから、
それでもアリババが無くなることはなく、アリババECも以前より低めながらも成長するだろうと見ています。

ただECとは違い、クラウドやAIインフラは移行が難しく、こちらは二者択一になっても大きな打撃にはならないんじゃないかなと思っています。
共産党は、無秩序な資本拡大を許さないかも。
また、これまではアリババやテンセントの大資本が順調に拡大してきましたが、
共産党の規模<民営企業
となるのを共産党は恐れている様にも思います。
ですので、アリババやテンセントの高成長に待ったがかかるかもしれません。
- 従順、静のテンセントに対する、
- 反抗的、動のアリババ
アリババがテンセントよりも先に、革新的な、タオバオ ・アリペイ 等を生み出してきており、
アリババは、AI関連の重要な特許も多数保有しています。
米国と闘う為に、
中国の革新的な成長を生み出す原動力となったアリババを潰すことはしないだろうと思いますが、
アリババが分社化される可能性、事業の一部が共産党に吸い取られる可能性、
色々なリスクも想定しておくべきだと思います。
とはいえ、中国株の筆頭アリババが衰退するようなことがあれば、今後外資を呼び込めなくなりますから、
個人的には、アリババに長期投資して損はしないだろうと思っていますし、
SBGは、Tiktokのバイトダンス、Didi、貝殻など、SVFを通して中国各分野NO.1の質の企業に投資しており、
私個人でも、百度、JD、テンセント、米国株・日本株に投資しているので、

たとえ、アリババが低成長になったとしても、中国の成長の恩恵を受けれると思っていますし、仮に中国が崩壊しても、日米の成長の恩恵も受けれるPFだと思っています。
まとめ

中国は量から質へ。2021年は重要な分岐点となるので、これを意識して投資していきましょう。
よしぞうさんの記事も参考になりますよ(^^)
ちゃおっ♪
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
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