YUTAの米国株さんのSBG株記事③
YUTAさんの記事の更に続きです。
さて、お荷物のような扱いを受けたARMですが、ソフトバンクはARMを今後5年以内に再上場させる計画があると報じられています。日本から個人投資家も買えるようになるかはわかりませんが、買えるようなら私はARMを買います。
ソフトバンク孫社長、5年以内のアーム再上場を目指す(ブルームバーグ)
冒頭で10年、20年かけてゆっくりと世の中に浸透する動きがあるとお話しましたが、私は人工知能、ブロックチェーン(仮想通貨も含め)、そしてARMが狙っているIoT市場がそれに該当すると思っています。
10-20年後に今よりも、身の回りのあらゆるモノにコンピュータが埋め込まれる社会は確実に来ます。問題は企業がIoTで稼げるビジネスを確立できていないために、そのIoT拡大ペースが上がらないことです。〜省略〜
IoTのビジネスモデルの壁も突破される時代が確実に来ます。それには、長い時間がかかるため、数年で結果を求めるソフトバンクではなく、数十年のスパンで投資ができる長期投資家にARMの株を任せたほうがよいと思うのです。
YUTAの米国株:ソフトバンクのあまりに残念な経営。ARMの再上場はあるか。
SBGは300年間で考える企業
SBGは数年で結果を求める会社ではありません。
SBGは300年間成長し続けて、世界一の企業になる!
10年、20年でもなく、300年で考える企業です。
armを上場させる理由
理由の一つは、ARMの活力を奪わないようにするためだと思います。
armを上場させるというのは、通信会社のソフトバンクKKのように、
部分的に上場させるだけであり、
上場などで実質的に部分的な売却をしても、
SBGは基本的にarmを半永久保有し、SBGが筆頭株主であり続けるだろうと思います。
上場させる目的は、完全保有すると、
「完全保有された企業は、超長期的には活力をなくす」との孫正義さんの考えがあるからです。
※私も、孫正義さんを知る前から同じ意見です。
もしアリババが完全買収されていたら、ジャックマーはやる気をなくしていたと思う。
ずっと前からarmを買いたいと思っていた。(2016年から)10年前の2006年には1/10以下の2000億円で買えた。
2006年当時は多額の借り入れで「ボーダフォン日本法人」を買収した為、資金がありませんでした。
この発言からも、
ずっと継続して保有していたいと願っていた企業であることが見て取れますね。
armを上場させる理由②より多くの企業の筆頭株主へ。
100%保有せず、筆頭株主レベルで部分保有することで、
その売却資金で、新たなSVFを組成し、沢山のAI企業の筆頭株主になることが出来ます。
こうして、更に多くのAI企業の集合体を作り、それらを協力させると、
物凄く大きな価値を創出出来ます。
armを上場させる理由③最もリターンの高いタイミングを取る。
事業の成長率が落ちたら、SVFから卒業して貰って、これから大きく成長する新たな企業を迎い入れる。
一番高いリターンを生み出すのは、
世間から評価されていなかった企業が、評価されるようになった時です。
日本では、
くら寿司、自動車のスバル、昔のペッパーフード、ガンホーのような、テンバガー(以上)株が良い例ですね。
世間から評価されていない時にarmを買収し、
armが、IoT機器で大きな存在感を放ち、誰の目から見ても評価されるようになる時にかけて、
armは莫大なリターンを生み出すのではないかと思います。
将来、armは上場後も高リターンを出し続けると思いますが、
その時には既に世間もarmの魅力に気づいています。
そこには他を圧倒するような高リターンは眠っていません。
SBGとしては、armの筆頭株主を維持しつつ、
次の、
「現在評価されていないけど、将来評価される企業」に、
乗り換えた方が美味しいです。
まとめ
SBGの中で、armは3年前の簿価で価値が記載されており、
※SBGでarmの75%、SVFで25%を保有。
BABA株を買うつもりでSBG株を買えば、armやSVF等のBABA株以外の全てがタダでついてくる状況、しかも「armの過半数議決権までついてくる」なので、
armが欲しいなら、SBG株を購入するのが一番です☆
ちゃおっ♪
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
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