新興国・中国株を否定するバフェット太郎
米中貿易摩擦が激化すれば、中国の製造業は景気縮小局面を迎え、経済成長を押し下げることが予想されるため、中国株をはじえめとした新興国株への投資はリスクが高まっていると言えます。
投資家は中国への投資から距離を置いておいた方が良さそうです
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バフェット太郎の秘密のポートフォリオ:米中貿易戦争激化で中国株投資は悲惨な結末を迎えるか
シーゲル流配当貴族10種を実践するバフェット太郎氏は、
新興国・中国株への投資はリスクが高く、距離を置いた方が良いと主張されています。
シーゲル教授も新興国株を買い増し中
かつて、新興国株は高い成長が株価に織り込まれている為、
「成長の罠」として新興国投資を否定していたシーゲル教授。
実際、シーゲル教授が割高と主張していた時期に新興国株を買っていた投資家は、
下記のグラフのように、
2008年・2010年以来、米国株に大きく負けることになりました。

確かに2008年頃は、03年~08年の5年で急激に株価が5倍に上昇した為、非常に割高でした。

しかし、逆に今は皆が米国企業の成長に夢中になっている為、
米国企業が「成長の罠」にはまっているとピッフィーは考えます。
本来のシーゲル流投資を実践するのであれば、
全体的に割高な米国株ばかりを買うのではなく、
シーゲルも買い増し中のこの割安な時期に、新興国株をポートフォリオに加えるのも良さそうです。
新興国株が割安である根拠☆
中国株が下落している理由
米国大統領のトランプは、中国の2000億ドル相当の輸入品に対する関税を10%→25%に引き上げ、「約11兆円の関税収入が毎年入ってくることが凄く嬉しい。」とツイートしました。

短期的には株価が大きく変動することが予想されるものの、
こういう外部要因で株価が下落している時こそ、長期的には美味しい投資タイミングです。
長期的に新興国が伸びると思う理由
- 米国・日本・欧州は今後多数の老人を抱えることになる一方、新興国は若い人が多いこと
- 新興国での教育環境が整いつつあること
- ワークライフバランスを気にせず勉強・仕事熱心な人が多いこと
- ネットの世界では比較的差別が少なく、実力勝負であること
- ITの世界では既に中国は米国と同じレベルにあること
- ネットの世界では関税が通用しないこと
過去の新興国と比べるとこれだけ有利な条件が整っています。
にも関わらず、米国より新興国の方が低PER・低PBRとなっており、
米国株が割高な中、新興国には沢山のお金が転がっているように見えます。
まとめ

真のシーゲル派は、割安な新興国株にも目を向けよう
※新興国株は短期的な株価の変動が大きいです。新興国株投資は自己責任でお願いします。
コメント
激しく同感です。
ほとんど誰も見向きもしない今のうちに買い占めておきましょう(*^◯^*)