中国、上海の街並み。
新興国株(VWO)の株価推移
「株を買うのは、下がった後か停滞した後」-ウォーレン・バフェット-
ピッフィーです。
EEM(≒VWO)とダウ平均の株価です。
2003年スタートでは米平均株に勝つ新興国株。
EEMは設立が古く、VWOより長期の株価が見れる為、こちらにしました。
2010年以降は停滞しており、非常に美味しい値段と言えそうです。
レイ・ダリオ 2019年 (2018年末) ポートフォリオ
レイダリオの2018年末ポートフォリオ(マネックス証券より)
投資の世界ではバフェットは凄く有名ですが、ヘッジファンド『ブリッジウォーター』を率いるレイ・ダリオも世界で最も優秀な投資家の一人です。
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)
ISHARES CORE MSCI EMERGING MARKETS(IEMG)
2つの新興国株平均と韓国株平均(EWY)で資産の26%と1/4強を占めています。
新興国株(VWO)が割安である理由
PERとPBRを見れば一目瞭然ですね。
若い人が多く、これからの成長力が高い新興国は、本来であれば高PER・高PBRであってもおかしくはありません。
しかし、現在は逆の状況となっており、
- 世界平均PER16.1倍に対して、新興国株(エマージング・BRICs)はPER13.8倍程度
- 世界平均PBR2.3倍に対して、新興国株はPBR1.8倍
と凄く割安な状態となっています。
過去30年で、米国株と同じく年率平均10%成長してきたにも関わらず、新興国株は長期的に上がらない資産と勘違いしている人が多いです。
割高な米国株
ちなみに、米国株は
- 世界平均PER16.1倍に対して、米国株はPER19.5倍程度
- 世界平均PBR2.3倍に対して、米高株はPBR3.4倍
PER・PBR共に割高なので、
今後10年間の米国株平均は、新興国株平均に負ける
とピッフィーは予想しています。
レイ・ダリオが一般に勧めるポートフォリオ2017年末
2017年末は米国平均株価が非常に割高でした。
よって、このポートフォリオで繰り返しリバランスしていれば、この1年数ヶ月の間は余裕で市場に勝てたことと思います。
レイ・ダリオ自身は新興国株に大きく投資し、一般には米国株と米国債を勧める理由
本当は新興国株が割安で良いと思っていても、
- 株式、特に新興国株は値段の動きが大きく、不安にさせてしまう可能性
- 米国の会社の方が基本的にはきっちりしており、英語の資料もある。
- 新興国株は急激に値上がりして割高になることも多く、その場合売る必要がある
こうしたことを考えているからかなと思います。
まとめ
割高なアメリカ株だけでなく、新興国株(VWO)にも目を向けて投資家としてレベルアップしよう
ペコリ☆
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
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