フォーティブはダナハーから独立(スピンオフ)した会社
フォーティブ(FTV)は元々ダナハー(DHR)の工業機械系部門で、ダナハーの約25%を占めていましたが、
2016年に、ダナハーから独立(スピンオフ)しました。
2015年春にスピンオフ予定とのニュースが流れただけで、当時株価が5%以上上昇。
その後も様々な事業を買収し、今のところ、ダナハー同様、年率20%で株価を成長させてきています。
※もちろん、将来も続くとは保証されていません。
フォーティブ、J&Jの滅菌関連製品部門を買収へ-2970億円
フォーティブもダナハー同様、優良な投資信託のような会社
元は同じ会社ということもあり、ダナハーと基本構造は同じです。
個別銘柄でありながら、実質的には投資信託のようになっています。
また、ダナハー創業者の資産がダナハー株とフォーティブ株で96%を占めているので、安心感があります。
フォーティブ傘下の事業内容
フォーティブ自体も2つの部門に分かれており、景気に左右されにくい事業を買収&保有しています。
ダナハーとフォーティブの違い
ダナハーには化学・健康機器分野を残し、
フォーティブはダナハーの工業機械分野を集めてダナハーからスピンオフ(独立)しました。
DanaherのカイゼンはDBS(Danaher Business System)と言うのに対し、FortiveのカイゼンはFBSと言うそうです。
フォーティブCEO ジェームズ・リコ(James A. Lico)
2019年現在52歳です。
ダナハーのCEOと同様、誠実さと優秀さが顔に滲み出ています。
フォーティブがスピンオフする前、2005~2016年までは、ダナハーの副CEOを務めていました。30代後半でそんな重責を担っていたのは凄いですね。
また、バークシャーに比べて経営者が若いというのは、今後20年を考えると好材料だと思います。
まとめ
元々は、ピッフィーPFの25%がDHRでしたが、スピンオフにより、DHR19%/FTV6%になりました。
ペコリ☆
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
コメント
ピッフィーさん
いつも面白い記事ありがとうございます
FTVの傘下であるFluke製品を私は仕事柄よく使うのですが
温度計、電子計測機器の技術力では世界一だと思っています
日本のメーカーが束になっても勝てません
ついでにお値段も世界一なので利益率もいいみたいです
Flukeに投資してみたいと思っていたのですがFTVを教えてもらって感謝しています
日々製品を使用しているものとして情報提供させていただきました
私の父もDHR、FTV製品を仕事で使っていて、「とんでもなく凄い製品だ!」とよく言っています。
BtoBの企業なので、生の話を聞けるのは嬉しいです(*^^*)