これまでソフトバンクグループ株全体についての記事が中心でしたが、
最低限書きたかったことは書き終えたので、ようやく中身に入って行きたいなと思います!

私の時間の97%をSVFでの投資に使っていく!
ソフトバンクG保有資産の中で圧倒的に一番重要なのがSVFです。
今日は、このSVFについて解説していきます(*^◯^*)
SVFとは?〜SVFの特徴一覧〜
2017年7月にスタート。
人工知能(AI)企業へ投資し、10兆円ファンドと呼ばれています。※実際には約11兆円
2019年6月時点で約80社のAI企業へ9兆円分投資されています。
特徴はこんな感じ…
- その分野・地域でNO.1のユニコーン(未上場株)へ投資。
- 多くても40%程度の保有に留め、51%以上を取りに行かない。
- 11兆円の内、約3兆円がSBGの持分。
- 残りの8兆円は外国政府などに出資して貰っている。
- SBGは3割保有でありながら、利益の大部分を取れる構造。
出資はほぼ2箇所からのもの
出資して貰っている8兆円の内、
- 5兆円はサウジアラビア政府
- 1.6兆円はアブダビ政府ムバダラ・インベストメント・カンパニー
からのものです。

そして、次の10兆円ファンド、「SVF2」も近日公開予定だそうです!
ムハンマド皇太子は昨年10月のインタビューで、2号ファンドにも同額の5兆円を出資する方針を明らかにしていました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-06/PG5LNF6TTDS001
SVFの実績リターンは62%

ダウ平均の利回り年10%でも十分過ぎるリターンなのに、これまでの実績は62%だそうです!

どのようにして、この利回りを実現させたのか、紐解いて行きます☆
SVFは定率分配部分と成果型分配部分に分けられている。
ソフトバンクGの持分は一番下の濃い青の部分。
外部の出資者は、水色:グレー=10:16の割合で出資する仕組みになっています。

簡単にまとめると、
- 年7%以下の成績だと、SBGは損をする
- 年7%以上の成績を出せば、SBGは爆益を得られる
ようになっています。
これに加えて、
- 全体の利益の20%を得られる成果報酬
- 運営費1%は外部の出資者負担
だそうなので、SBGにとって良い条件ですね。
成果報酬部分のリターンは
設立以来の、SVF全体のリターンは45%でした(*^◯^*)

定率分配部分の7%配当を払い、成果報酬20%を足すと
45%→62%
という数字になるそうです!
そして、外部の出資者も29%のリターンを得ており、

win-winで上手く回っていますね(*^^*)
SVFの仕組み詳細
大きな利益が出せることが前提にはなるものの、
3割の保有でありながら、利益の6割を取れる仕組み↓

まとめ

SVFは、将来ソフトバンクGの核となると思います。
ペコリ☆
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
SVF2以降も出来ていくらしい。
2019年2月に5.5兆円使っていたのが
2019年6月に9兆円。
4ヶ月で3.5兆円使ってきたのですから、
2019年8月末頃には、SVF全体の11兆円を、ほぼ全額を使い切るのではないかと思います。
2〜3年ごとに新たなファンドを設立し、毎年500億ドルをスタートアップ企業に投資すると述べていた。
2号ファンドの組成は、2020年3月末までに完了する計画だ。ソフトバンクG自体も400億ドルから500億ドル(約5兆4000億円)の出資を検討している。シンガポール政府投資公社(GIC)やカザフスタンの政府系ファンド、台湾の金融機関は、それぞれ20億ドル以上を拠出する可能性があるという。
https://news.goo.ne.jp/article/bloomberg/business/bloomberg-PSPJL56S972Y01.html
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