両者とも集中投資の重要性を理解している
バークシャーの3銘柄集中投資
バフェットは集中投資を好みます。
現在でも資産の10%以上をBNSF鉄道やガイコ保険で保有していますが、
1987年のバークシャーの資産は3銘柄のみへの集中投資でした。
バフェットがキャピタルシティーズ/ABC株を取得してから株価はすぐに値上がりし、1987年には二倍になりました。そのためキャピタルシティーズ/ABC株がポートフォリオの半分を占めるまでに拡大したというわけで、値上がりしていなければガイコ株がポートフォリオの約半分を占めていました。
バフェット太郎の秘密のポートフォリオ
ソフトバンクグループの資産の半分以上がアリババ株だった
2019年2月時点で、ソフトバンクグループ株の約半分がアリババ株(BABA)でした。
これまでにアリババ株を売却して来ている為、更に高い割合をこの1銘柄に集中投資していたことになります。
親会社は事業をせず、株式や事業を保有するだけ
2社とも、保有している子会社・株式からの資金で投資をする形を取っています。
保有している子会社と負債の連帯保証をしていない
ソフトバンクGの実質の借金
ソフトバンクGの、連結バランスシートに記載されている7兆円分(点線部分)の借金は、実際には連帯保証していない子会社の借金であり、ソフトバンクGの責任のない借金です。
よって、この7兆円の名目借金と6兆円の現金を差し引けば、実質の借金は4兆円になります。
バークシャーの実質の借金
バークシャーの連結バランスシートにも、約40兆円もの借金があると記載されていますが、
- バークシャー最大の子会社であるBNSF鉄道は、多額の借金を必要とする事業
- その借金は親会社バークシャーの借金として(連結バランスシートに)ルール上記載義務がある。
- バークシャーは連帯保証しておらず、この借金に関して責任がない。
よって、この名目の借金を引いた後の実質の借金は約66B$(7.2兆円)ほどです。
しかもこの数字はバークシャー保有の約132B$(14.5兆円)分の現金を引いていない為、ソフトバンクGと同じ計算をすると借金がないことになります。
非常に安全な方法で多額の借金を活用している
バークシャーは常に保険事業から得たフロート=「実質的にマイナス利子の借金」
を活用して、大きな成果を上げてきましたが、
ソフトバンクGも日本の金利が物凄く安いことを利用して、非常に低利子の社債を発行し、
大きな成果を上げています。
創業者が保有資産のほぼ全額を自社株にしている。
バフェットも孫正義も自身の資産のほぼ全額(それぞれ約10兆円、約3兆円)を自社株にしています。
米国ブロガー間ではあまり重要視されていませんが、
創業者の資産の増減と一致させていることほど、投資家として安心できることはない
とピッフィーは思います。
まとめ
ソフトバンクG株を購入することで、バークシャーの資本の仕組みと、IT分野を熟知している孫正義と資産の増減を一致させられますよ(*^◯^*)
ペコリ☆
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
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