SBGは持ち株会社であり、SBGの資産は、上場株と最近まで上場していたarm。本業が廃れると価値がなくなる、工場や設備とは異なる。
PBRが割安でも、実際には割高な場合もある
PBRが0.4倍だからSBGは割安!
と言ったら、決まって言われるのが、
「PBRが割安でも実際に割安とは限らない」
という言葉です。
PBR0.01倍、シードリル株の事例
2014年頃の日本人のNISA人気外国株ランキングは、
10%以上(たしか20%くらい?)の配当を誇っていたシードリル株(SDRL)だったと思いますが、
株価は見事に99%暴落し、PBRは0.01倍くらいになっていました。
PBR0.01倍ということで、その後株価は100倍で、元の株価に戻ったのでしょうか?
結果は。。
PBR0.01になった後に、
更に90%以上暴落しました!
あまりシードリルに詳しくないので推測・思い込みもありますが、
シードリルは、石油を掘るという単一のビジネスであり、
米国のシェール革命で、
シードリルは要らないビジネスに成り下がったのではないかと思います。
その時、例えば100億円で採掘の機械を買い、帳簿上に100億円と記載されていても、
その機械に何の使い道も無くなったら、
機械の価値はゼロどころか、処分費でマイナスになります(^▽^;)
SBG株の資産は上場株
一方、SBGの資産は上場株であり、事業も多種多様に分散されています。
SBGは持ち株会社であり、SBGの資産は、上場株と最近まで上場していたarm。本業が廃れると価値がなくなる、工場や設備のような資産とは異なる。
SBGの資産は上場株
市場の値付けは下手くそですが、ある程度正しい値段をつけてくれることが多いです(*^^*)
※10年単位でアマゾン株やシードリル株を見てたら、市場がどれだけ値付け下手か分かります。
機械や工場みたいな、帳簿上の価値で売却できるか不透明な資産ではなく、
現在の株価で売却することが出来ます☆
しかも、株価にコントロールプレミアム(議決権51%以上)をつけた値段で売ることが出来る!
SBGのビジネスは多岐に渡っている
左から2番目のKK(国内通信)だけを取ってみても、
- 通信事業
- ペイペイ(25%)
- ヤフー(SBGから買い取った)
- ゾゾ(ヤフーの子会社)
- アスクル(ヤフーの子会社)
- 球団
- Didiやウーバー等、海外AI事業との合弁事業
といった感じで、広く分散されており、
SBGは、石油採掘がなくなると破綻するシードリル株とは全く異なります☆
まとめ
SBGは、土地や建物等を除いた、幅広い事業を持った上場株の資産だけで、株価の2.5倍の資産を持っています!
ちゃおっ♪
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