バフェットは、10億円なら年利50%で運用できる
バークシャーは巨大な規模になりすぎて、これまでのような高いリターンを出せない。
10億円くらいの資産であれば年利50%を出せる。
参照:バフェット 伝説の投資教室 パートナーへの手紙が教える賢者の哲学
とSP500より大幅に高いリターンを出すのを諦めていました。
確かに、バークシャーのように数人で運用するのであれば、調査出来る時間も限られて来て、高い運用利回りを出すことは難しくなります。
資産規模の壁を打ち破る孫正義
孫正義は、
お金が足りない→石油マネーあふれるサウジアラビアの皇太子に会いに行き、「ウチに5兆円出資してくれ」と頼む
参照:ダイヤモンドオンライン
10兆円規模を適切に運用できない→1000人の人を雇い、調査させる(計画)
ということをしていました。
孫正義一人で投資の最終決定をすることで高リターンを実現
本来、運用人数が多くなると利回りは低くなります。
一般のファンドでは、沢山の優秀な人がバラバラに投資をして低リターンになっている。
とバフェットは言っていましたが、
孫正義は、
- 1000人に調査させて情報を集め、
- その中から取締役が良い案件を選び、
- 最後に「孫正義が最終的に決める」
という方法を取ることで、高リターンを実現させていました。
1000人それぞれが好きな銘柄を選ぶのではなく、
1000人は、あくまで情報収集の為に雇っているという感じです。
側近の人でさえ投資先を決められない構造が高リターンに繋がっている
賛否両論あると思いますが、側近の人が「このA企業に投資したい」と言っても、
孫正義が「いや、Aはダメだ。B企業に投資する」と一人で決定することで、
高リターンを出しています。
孫正義はスティーブ・ジョブズから「常識を疑う姿勢」を学んだ
・資産規模が大きいから年利10%程度しか出せない
→本当かなぁ。実際には資産規模が大きくても年利30%以上を出せるのではないか。
「僕は(米アップル創業者の)スティーブ・ジョブズ氏から大変多くのことを学んだ。彼がすごいのは、こちらが三段論法的に話そうとすると、最初の一歩目のところで『マサ、ちょっと待て』とくることだ」故ジョブズ氏をベストフレンドと表現する孫氏は、革新的な技術を生み出した独自の発想や思考法について、こう解説した。「彼は一般常識を前提とした理屈のところで、本当かと疑問を呈してくる。世の中の常識をそのまま常識として受け入れていいのか、というところから始まる。普段からそういうふうに物事を考えるというところから、新たな発見や進化が生まれる」
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO35278550S8A910C1000000?channel=DF130420167231&page=3
まとめ
常識の壁を打ち破る孫正義の発想は凄すぎる!!
コメント