2000年3月6日〜2019年1月28日のトータルリターンは、
赤:BRK.A(バークシャーA株)→566.9%上昇
青:S&P500TR(配当再投資込み米平均)→193.58%上昇
バークシャーの圧勝でした。
バフェット太郎さんの記事でバークシャーが負けている理由
過去10年間(2008年末~2019年4月末)のバークシャー・ハザウェイの株価上昇率は237%、S&P500種指数の配当再投資込みのトータルリターン305%であることを考えると、バークシャー・ハザウェイへの集中投資が必ずしも賢明だとは言えず、
バフェット太郎の秘密のポートフォリオ
バークシャーが割安になったから
2009年末〜2019年4月末では
確かにバークシャーが負けていますが、これは選ぶ期間が悪い為で、
- 開始時点でバークシャーが(比較的)割高でSP500が割安だったこと。
- 現時点で、バークシャーが(比較的)割安でS&500が割高であること。
が1番の原因です。
バークシャーは常に現金を保有している
また、バークシャーは常に現金を保有しており、現在資産の約15%は現金です。
その為、
- S&P500が上昇する時にバークシャーはS&P500に負けやすい。
- S&P500が下落する時にバークシャーはS&P500に勝ちやすい。
という構造となっています。
SP500の低迷時にバークシャーは勝つ
2009年以降S&P500は上昇し続けた為、バークシャーにとって不利な環境でした。
今後、S&P500が低迷した場合、バークシャーがS&P500に勝つと思います。
歴史を振り返れば、S&P500の低迷は必ずやってきます。
このグラフにはSP500の税金と経費が考慮されていない。
- 運用経費:年率0.05%(最安のバンガード)
- 配当に対する2重課税:毎年0.9%(資産3%の配当×0.3)
- 配当再投資をする為の株購入手数料:最低5ドル
- 配当を出して再投資するまでのタイムラグ
- 4半期毎に配当を再投資する手間
ということを考えると、
2009年末から現在でも、実質的にはバークシャーの余裕勝ちでしょう
バークシャーは個人の全財産を前提に運用されている
バフェット、ビルゲイツ、バフェットの親戚、ピッフィー、バークシャー傘下企業のCEOの多くは、
個人資産の99.9%以上or大部分をバークシャー株にしています。
今年2019年の株主総会でも、
バフェット:「バークシャー株に事実上純資産すべてを投資している投資家の為になるように資産運用・経営しているんだ。」
と話していました。
また、2014年度版 株主への手紙において
「バークシャーの保有する企業全てへ分散投資する場合と同程度に安全であることは間違いない。」と述べていました。
つまり、「全財産がバークシャー株」の人にとって最適なように設計されており、
バークシャーへの集中投資は、安全で賢明な投資と言えます。
グッドラック。
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୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
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