先日、こんな記事を書きました。
今でも「バークシャーはAI時代も生き残る」と予想するものの、
AI株に大胆に切り替えない限り、苦戦が続くかも知れません。
インターネット以上に、AIは世界を抜本的に変えるからです。
バークシャーの中で危なそうな事業
- WFCなどの銀行系全て
- ガイコ保険
- クラフトハインツ
等が特に危ない可能性があると思っています。
とはいえ、投資した銀行に資産があるとか、10年単位の契約が残るとかがあり、
ビジネス自体が崩れても、そうした資産・契約から入ってくる収入を、バフェットは見ているのかも知れませんけどね。
保険事業はAIで出来る
今、少人数でありながら、大きな金額を扱うAI保険企業が生まれてきています。
バークシャーの中核がガイコ保険ですが、
4万人の従業員を抱えており、このまま対抗策がなければ、
将来、AI企業に取って代わられると思います。
他の保険会社と異なり、保険会社の保険である再保険事業を手掛けており、
AI企業に再保険のデータがない分だけ、
他の一般的な保険会社よりは耐えれるかもしれませんが、それも時間の問題です。
ペイペイ等が銀行に取って代わるかもしれない
2019年2Q(4~6月)も、
将来の見通しに対して銀行株は割安
として、
バンク・オブ・アメリカ株を購入していましたが、
これもどうかなと思っています。
例えば、ソフトバンクGのペイペイ。
既にペイペイ銀行を設立しています。
既に沢山の人のスマホにペイペイアプリを導入させており、
あとは、
「給与の振込先をペイペイ銀行にしませんか?100億円キャンペーン!」
といった感じで宣伝を打てば、
今の銀行はもうオワコンになりかねません(^▽^;)
バークシャーの中で比較的安泰な事業
一方、今後20年で比較的安全そうな事業もあります。
それは、
- BNSF鉄道、
- プレシジョンキャストパーツ
- 菓子製造
- コカコーラ
- Apple
です。
実際にこんなやり取りがありました↓
イーロンマスク:「堀というのはある種、古風で廃れたやり方だ。
敵の侵入を掘だけで防御するとなれば、長くは持たない。
大切なのはイノベーションのスピードだ。
それこそ基本的な競争力の決定要因だ。」
この発言を聞きつけたバークシャー・ハザウェイの株主が、5日の株主総会でバフェット氏に見解を問うている。
「イーロンはいくつかの分野を取り違えているんだろう。
私は、彼がキャンディの商売をしたいとは思わない。
いくつかかなりいい堀があるからね。」(Bloomberg報)
マスク氏が手掛ける分野とバフェット氏が手掛ける分野では事業の特性が異なることを指摘している。
マスク氏はアーリー・ステージからのベンチャーであり、グロースである。
対してバフェット氏は成熟した市場でのバリュー投資だ。ところがこの理に適った指摘に、勝気のマスク氏がツイッターで反応する。
ファイナンシャルポインター
「キャンディ会社を始めようと思う。
すごいことになるぞ。
私は極めて真剣だ。」
マスク氏の悪ふざけが始まる。
「わかった、議論のために教えてくれ。
どんなキャンディがほしい?
仮想キャンディー。
そして、私は堀を掘って、キャンディで満たす。
ウォーレン・バフェットも投資せずにはいられない。
バークシャー・ハザウェイ・クリプトナイト・・・」
ここで鬼才に反省の色が見え始める。
「自爆してる lol
キャンディの世界でウォーレン・バフェットは巨人だ。
それは事実だ。」
とはいっても、
30年ごとにAIの性能が100万倍上がる中で、30年後、40年後、
バークシャーがキャンディの世界で巨人でい続けられるのか、
ピッフィーには分かりません。
分からないものに投資してはいけない。
まとめ
ビルゲイツの資産の半分がバークシャー株。
バークシャーの大株主に、コンピュータの天才ビルゲイツがいるので、
遅かれ早かれ、バークシャーもAI株投資へ舵を切るでしょう☆
ペコリ♪
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
コメント
バークシャー、今のままでもS &P500をアウトパフォームできると思いますか?
なおさん
コメント、ありがとうございます。
今後30年間保有するのに、VTIとBRKBの二択なら、BRKBにしますね(^^)
バークシャーの保有銘柄を変更しない場合、「分からない」の一言です。
なるほど、バークシャーもAI等新しい分野に進出していくだろうと言う予想を含めると
バークシャーの方が期待出来そうってことですね?
そうですね!