※コメント欄にある様に、訂正して下さりました(*^◯^*)
和製バフェットさんがピッフィー保有のDHRを取り上げて下さったことで、
ダナハー株(DHR)が話題になっています。
経験豊富な有名米国株ブロガー、「たぱぞうさん」もダナハーについて取り上げられていましたが、
気になった点があったので、記事を書きました。
さて、ダナハー【DHR】は業態としてはライフサイエンス・医療診断機器・歯科医療機器などの分野における製造業企業群を保有する持ち株会社です。昨今は、特にヘルスケアにシフトしています。この会社の面白いところは、M&Aによる企業再生で規模を大きくしてきたところです。
企業価値を高めたところでの株主還元も積極的で、昨今では2016年に株式公開されたFortive Corpの利益売却に伴う還元がありました。〜省略〜
まず、ダナハー【DHR】の売り上げと利益です。売り上げは緩やかな右肩上がりです。ただ、2016年には比較的大きな落ち込みを見せており、企業としてはやや成熟したものを感じさせますね。
米国企業にしてはやや珍しく、BPSも上昇していますね。EPSはグラフにすると分かりにくいですが、10年スパンだとそれなりに右肩上がりです。ただし、2013年ごろからやや停滞気味、今後の業績が注目されるところではありますね。
たぱぞうの米国株投資:ダナハー【DHR】は成長力が魅力の工業製品メーカー
ダナハー株主にはフォーティブ株が渡された。
>>昨今では2016年に株式公開されたFortive Corpの利益売却に伴う還元がありました。
ピッフィーは、2016年スピンオフの時にダナハー株を保有していました。
ダナハーはフォーティブ株を分離したのであって、売却していません。
DHR2株につき、FTV株が1株割り当てられ、
具体的な数字は忘れましたが、
DHR110ドル2株=合計220ドル
→DHR85ドル2株(=170ドル)+FTV50ドル1株=合計220ドル
という感じで、分割されました。
※現在、ダナハー140ドル、フォーティブ70ドル
ピッフィーの保有株数が概ねDHR:FTV=2:1となっているのは、この時の名残(なごり)です。
※2016年以前のダナハーの株価表示は、フォーティブ分を抜いた株価で再計算されています。
ダナハーの業績にはフォーティブ分が抜けている。
既に2回書きましたが、
ダナハーの業績が緩やかに見えるのは、
FTV株をスピンオフしたからです☆(2016年からはFTV分が別にある。)
FTV分を足すと、
2016年の下落はなく、毎年のように良い成長率で伸びています(*^◯^*)
まとめ
自分が持っていない銘柄を、真に語ることはできないです☆
ちゃおっ♪
୨୧ピッフィーの株式投資Diary୨୧
コメント
ご指摘ありがとうございます。
DHR2株につき、FTV株が1株割り当て、この部分を事業売却と勘違いしておりました。だとすると、売上推移は懸念材料にはならないですね。
弊ブログの本文も訂正いたしました。古くからのホルダーさんということで、銘柄愛も深いと思います。
どうかお気を悪くされず、お許し下さい。今後ともよろしくお願いいたします。
たぱぞうさん本人が来て下さり、ビックリしました!
たぱぞうさんの記事、これまで軽く100記事は読みましたよ(*^◯^*)
早速直して下さり、ありがとうございます☆
>>自分が持っていない銘柄を、真に語ることはできないです☆
ほんとこれ!
ですね笑
正直、全ての投資に知悉することは不可能で、こうやって自分の間違いに触れることで謙虚になれますね。
貴重な気付きをありがとうございます。取り上げていただいて、とてもうれしく思いました。
たびたびすみません(笑)
そうですね!
だからこそ、少なくとも保有銘柄だけは知悉できるように、集中投資が一番と思っています(*^^*)
こちらこそ、わざわざ来て下さり有難うございました!!