バークシャーの後継者はIT株投資家
バークシャーの後継者、
- トッド・コームズ(写真左)
- テッド・ウェシュラー(写真右)
は、実はIT株投資家です。
バークシャー後継者のIT株投資の主な事例
2人は、
- 2013年「インターネットの基盤:ドメイン」を管理するベリサイン株
- 2016年アップル株
- 2018年決済大手Paytmの親会社(ソフトバンクGが投資した後)
- 今年2019年にはアマゾン(AMZN)
へ投資してきました。
当人にとってはかなりの集中投資でした。
ソフトバンクの投資の相当事例
ソフトバンクは
- 1994年ヤフージャパン創業。
- 2000年アリババへ投資。
- 2006年ボーダフォン買収。
ですので、バークシャーがソフトバンクGの後追いをするような形になっています。
バークシャーの後継者に、もっと大きな金額を任せるべき
トッド・コームズ、テッド・ウェシュラー両氏は毎年運用できる金額を少しずつ増やしてもらい、現在はそれぞれ1.7兆円のポートフォリオを任されています。
しかし、2人合わせてもバークシャーの運用資産の5%程度の規模です。
- バフェットが来月89歳になること
- 2人の後継者が選んだ銘柄を後追いでバフェットが購入していること
- 今バフェットが死んでしまったら、いきなり30兆円を任せることになること
を考えると、今のうちからもっと大きな金額を任せるべきでしょう。
バフェット亡き後、バークシャーはIT株投資へシフトする
また、バフェット亡き後、バークシャーは大きくIT株投資へシフトすると思います。
2016年にアップルへ約1000億円投資していましたが、後継者にとっては、ポートフォリオの10%以上の金額でした。
今後、IT株を選好する後継者2人が、
現金と合わせて30兆円規模の資産を扱うようになるのですから、
バークシャーとしては、かなり大きな金額をIT株へ向けることになると思います。
保有株を売却してIT株へ移行させる可能性もありそう
バークシャーの7割を占める100%保有の傘下企業は、保有できてラッキーすぎる。永久保有だ。
と今年の「株主への手紙」で言っていましたが、
ピッフィーの予想では、バフェット亡き後、
後継者2人は、少なくとも現在保有している株・事業からの収入でIT株を買い、
更に、
米国法人税21%の税金を支払ってでもこれらの企業・株式を売却し、
IT企業へ投資資金を振り向けるかもしれません。
一方、心の中では「売ってIT株を買いたい」と思っていても
- バフェットが買ったものだから売りにくい。
- 売ったら株主から批判される
ということで、そこまでは出来ないかもしれません。
ソフトバンクGは未来のバークシャーと思う
ピッフィーの推測が正しいなら、
投資先をIT株へ乗り換える為に税金を払う義務のあるバークシャーは不利になる為、
40年以上も前からITへの投資を進め、ITの世界最先端の人物を結集させたソフトバンクG株へ投資する方が合理的でしょう。
まとめ
孫正義はバフェットの遥か先を行っていた。。
コメント